さて、今回のテーマなのですが そもそも四柱推命とはどういった占いなのか? という事を書こうと思っています。 おっと、今更って感じですかね(笑) でも、ここで敢えて書くという事については 理由があります。 先にも書いたように、 理論は後でも良いと思っていました。 どちらかというと、ストーリーというか まず感覚的な、感情的な面から ご紹介したいという事です。 四柱推命自体の成り立ち等は、 英語でいう文法みたいなものなので、 僕的には最重要ではないかな…と思っています。 こんな事を書くと、立派な占いの先生に 怒られるかもしれませんが、 まぁ僕の師匠である鳥海伯萃先生は 僕に似た考えだと思います(笑) いや、すみません。 僕が鳥海師匠に似た考えだと思います(笑) とっても寛大な方なので、つい…(^_^; 四柱推命は、元々中国で八字という 名前の占いとして生まれ、その後、 四柱推命として日本に入ってきました。 四柱の「柱」とは神様を意味する言葉で、 年、月、日、時間、それぞれに 神様が宿るという意味が込められています。 なので、基本的には あなたの生まれた年、月、日から 独自の計算式を使って導き出した命式を使い、 鑑定をするわけなのですが、 日本に入って以降も、いくつかの流派に 分かれて、独自の進化をしてきました。 なので、流派によっては 命式の出し方なども異なりますし、 見方も若干違います。 他の占いと比べると、 個人の持っている性質、 資質、個性、相性を見るのに 非常に優れています。 例えば、九星気学であれば その人の性質は9種に分かれるのみです。 その他の占いでも、 非常に細かいものもあれば、やはりある程度 分類を作ってまとめている物も多いです。 四柱推命から生まれた動物占いは、 進化を遂げて60種類。 では四柱推命は? 基本的には誕生日の数だけ、 性質が細かく異なる、と言えます。 男性・女性でも異なるので、 100年間で10万通りくらい?? 僕が聞いているのは、 26万通りくらいあるという話です。 これだけを見ても、個人の性質、 資質を知るために、四柱推命以上に しっかりと鑑定できる統計学系の占いは 存在しないと言えるでしょう(^^) 前回、かなり早い期間で、 ある程度の鑑定ができるようになると 書きましたが、 本当に深い部分まで、となってくると 覚える事ももちろん増えてきますし、 滅茶苦茶、奥が深い占いと言えます。
四柱推命そのものについて【30話】
2000.01.06