さて現在、四柱推命において 鑑定書を読み解く時の肝とも言える 通変星と蔵干通変星について 詳しく解説させて頂いておりますが、 今回がその最後の回となります。 今回は知性を意味する 印綬(いんじゅ)と偏印(へんいん)について 書かせていただきます(^^) まず、印綬ですが、 同じ知性においても印綬というのは、 どちらかというと 学校の先生や大学の教授のような、 しっかりと知識を積み上げるような 勉強の仕方が可能なタイプが多いです。 集中力が比較的長く、受験勉強なども しっかりと出来るタイプの方が多いのが 印綬の特徴です。 逆に偏印の方は、集中力が短く 興味のない事に対しては 勉強すらしたくないというタイプ。 受験勉強をしていると、 漫画が読みたくなったり(笑) 基本的に、勉強は好きではないタイプです。 印綬の方は仕事などにおいても マニュアル等をしっかりと読み込んで、 自分でも納得してからとりかかったり、 何かを人に教える場合も 自分がまずしっかり習得してから 人に教えるというタイプなのです。 偏印の方はまず、 マニュアルが嫌いな方が多く 感覚的に物事を進める傾向があります。 また人に物を教える際も、 自分が7~8割の理解できたくらいで すぐ人に伝える事ができるような人が多いです。 同じ知識というテーマを持ちながら、 印綬と偏印というのは かなり対照的な面を持ち、 印綬は堅実で、若干腰が重く、 偏印は新しもの好きで、 熱しやすく冷めやすい傾向があります。 印綬は、しっかりと知識をつけて 還元するような仕事、 例えば士業やコンサル関連等、その他 知識を必要とするような仕事に向きます。 偏印はITや占い師、企画関連の仕事等の 閃き、インスピレーション傾向が強く、 新しい情報をどんどん取り込みながら 進めていくような仕事に向く傾向があります(^^) 今回で、通変星の特徴の説明が 一旦終わります。 天干もそうですが、通変星も実際は もっと深い部分があります。 もっと深く見たいと感じた方は、 短期間で集中的にマスターできる講座も 行っていく予定にしています。 現在も一応やっているのですが、 正式なスタートは 5月か6月頃になりそうです。 それよりも早く知りたいという方は、 メールでお気軽にご連絡くださいませ(^^) また、かなり命式が読めるようになってきたので 他の身近な人のも見てあげたい、 何人か気になる方がいるという方は こちらから鑑定書の申し込みもできます。 http://www.hs-tao.com/cart/shop/shop.cgi?No=13876 次回は通変星についての 補足の記事を書こうと思います(^^) 今回も最後までお読みいただき ありがとうございました♪
通変星⑤印綬 偏印 について【55話】
2000.01.06